学校訪問記2023 vol.10~蒲田 川崎区 幸区 鶴見区 港北区 学習塾~
こんにちは。POOLDUCK京急蒲田校の佐久間です。
今年から、皆様に多くの学校を知ってもらうため始めた学校訪問記も今回で第10回になります。
(参考:学校訪問記 vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9)
今回訪れた学校はこちらになります。
品川翔英中学高校です!以前は小野学園という女子校でしたが、4年前より共学化となり、今年4月より新校舎が完成し9月よりグラウンド使用が開始されました。
最寄り駅は西大井駅、大井町駅です。
【教育方針】
3つの校訓である「自主・創造・貢献」のもと、学び続けるラーナー(learner)育成に力を入れております。
小野学園時代は厳しい校則を設けており、ある意味それが先生の武器になり生徒がこじんまりしていたそうです。共学化に伴い、厳しい校則を設けずに生徒の自主性を育てていこうとしたのですが、これが生徒達から「校則がない」と誤った解釈をとられてしまい、最初は苦労したそうです。しかし、しっかりとした指導の中で生徒たちの意識を変えることができ、今ではTPOをわきまえた格好になっているとのことです。
こちらの学校も横浜創英同様、担任制の廃止、定期テストを廃止しており、自分が担任を選べる学年担任制(メンター)や授業において確認テスト・学期ごとの全国模試で学力をチェックしているそうです。
また中学校ではA-B-C,D,Eと3段階の習熟度別によるクラス編成も行っているそうです。
新校舎では「壁のない教室」や「空間の大きい図書室」など、工夫の凝らした校舎になっています。
【進学実績】
昨年度は共学1年目の生徒が卒業し、国公立2名や難関大学等の合格を出しました。今年度受験生は多いので期待できそうです。
【入試情報】
中学受験は6回行われており、通常の2科4科選択式が3回、適性検査型1回、算数理科入試が1回、算数+インタビュー1回、総合型表現力1回とかなりユニークな形での入試があります。適性検査型は2/1に行われ、公立中高一貫校の併願として受験する生徒が多いようです。
また、高校入試では総合進学・特別進学に9日内申が追加されてました。また、併願優遇では3教科受験し点数の高い2科目を使うなどの細かい変化がありました。また、推薦合格者も一般入試受験結果で上位コース変更も可能との事で、是非ともチャレンジしてほしいということでした。
【感想】
校長先生は海陽学園からいらした方で、学校改革をしていこうという意欲を感じました。そして、現状を包み隠さずに話していただいて、非常に良い校長先生だなという印象を持ちました。
現高3が大きく入学超過となり、いろいろと話題になってしまった学校ですが、学校側も様々な批判を受け止めた上で様々な努力をして不安解消に努めているようです。
今回のレポートは以上になります。
この秋であと数校回る予定でおります。次回はどこの学校になるか、お楽しみにしていてください。
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