学校訪問記2023 vol.2~蒲田 川崎区 幸区 鶴見区 港北区 学習塾~
こんにちは。POOLDUCK京急蒲田校の佐久間です。
さて、前回の京華学園に続き、今日も学校訪問記を書かせていたきます。(参考:学校訪問記vol.1)
今回訪問したのは…
法政第二中学・高校です!
最寄り駅は武蔵小杉駅。駅を出てから法政通りを通って徒歩10分ほどで着きます。(訪問日が5/18で30℃越えのため汗だくになりました…)
校舎は共学化とともに建て替えを行いましたので、非常にきれいな校舎です。敷地内に人工芝のグラウンドもあり、広い学校です。
それでは、今日聞いた話をまとめました。
(※今回の説明会は中学受験対象になります。ご了承ください)
【学校について】
共学移行8年目になり、今の高3は共学3期生にあたるそうです。
教育方針としては、法政大学憲章をふまえて、生徒たちの自由と進取を育んでいるとのことです。
大きな特徴としては「法二は内部進学において理系の割合が高い」ということで、特に理系に力を入れているわけではなく、先輩の姿を見て自分も…と続いていく生徒が多いそうです。
【学校の教育内容】
付属校の特性を活かし、受験に向けた知識を詰め込む教育はせずに、生徒たちの思考力、探究心を鍛える教育をしているそうです。探究型学習に欠かすことのできない図書館は、65000冊の蔵書があり学びの探求を目指す環境がそろっています。
留学に関しても短期、長期に対応しております。
また、行事においてもほとんどを生徒たちで企画・立案・運営をしているとのことで、将来に必要な力を鍛えます。
さらに、高校3年生3学期では付属校ならではの取り組みとして、進学予定の学部の学習を行い、何を学ぶか理解したうえで進学をするとのことです。例として、社会学部に進学する生徒が、法政大学オリジナル「法政水」の売り上げを伸ばすCM作りを行ったりするそうです。
これが「法政水」です。(来るときに汗かいたので飲みかけですが…)
【進路について】
法二生の約97%が法政大学への進学資格を持ち、約90%が法政大学へ進学します。
法政大学の進学資格を持ちながら、他大学への受験も可能ですが、優先順位が下がってしまい、希望の学科への進学は難しくなります。
なお、他大を目指す方のほとんどは総合型選抜入試を利用した形で、一般入試を利用する生徒は数名程だそうです。
ちなみに、他大学進学実績は横浜国大、東工大、東京医科歯科大、東京外語大、慶応大、早稲田大、東京理科大、上智大などです。
【入試について】
中学受験は2/2、2/4の2回になります。今年度も恐らく変わらないかと思います。配点は国語・算数は各100点、理科・社会は各75点です。2022年度入試より思考力を問う問題が多数出題され、出題傾向に変化がありました。
昨年度倍率は2日は男子3.8倍、女子4.1倍、4日は男子6.8倍、女子5.2倍になります。
2日が第1回の受験のため、当日欠席が多いので(男子約100人、女子約80人)志願者数をそのままうのみにしないことをお勧めします。
合格目安は得点率65~70%となっています。過去問対策の際には2021年度までの問題は75%、2022年度以降は65%の得点を目指してくださいとのことでした。
また帰国生入試も行っており、算数・国語・面接で判断します。英語力等は見ず、海外での経験を評価するとのことです。
繰り上げ合格については1回・2回の両方を受験をした方が対象になります。
【感想】
昨今の大学入試改革により、大学受験に対し不安に思われる方が多いと思います。「法政大学へ進学できる」というのは大きなメリットだと思います。ただし、しっかりと法政大学の教育方針を吟味し、納得したうえで希望されることをお勧めします。「やっぱり違う…」となった時には大学受験がより厳しいものになってしまうからです。
また、付属校という特性を活かした様々な教育は、子ども達の先々の人生においていい経験になるかと思います。
以上、法政第二のレポートでした!
次はどこの学校を訪問するのか、期待してお待ちください!!
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