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都立入試対策ポイント ー社会ー【蒲田、大森、大鳥居、川崎、下丸子、尻手、日吉、塾】

都立入試は推薦が終わり、いよいよ一般入試となります。

来る本番のために着実に勉強して実力をつけていることでしょう。

 

さて、今回は都立高校の社会のポイントについてお伝えします。

 

社会の入試は以下の構成です。

H28年よりマークシート式に変更してからは以下のようになっています。

 

1;小問集合(5点×3問)

地理・歴史・公民が1問ずつ

〇地理    地図や写真等を使って、周辺の様子の把握など地形図の活用に関する問題

〇歴史    歴史的な出来事を、日本地図を使って場所を特定する問題

〇公民    文章や条文から用語を特定する問題

 

2;世界地理(5点×3問)

〇世界地図を使用した問題

 雨温図や文章・資料との一致問題 / 貿易相手国や主要生産品目の理解を問う問題など

〇世界の一部の地域の地図を使用した問題

 2種類の地図(一方は数字を読み取る必要)より、文章に適する所在地を選択する問題

 

3;日本地理(5点×3問)

〇日本地図を使用した問題

 文章・資料との一致問題 / 各都道府県の地形や農林水産業・工業などの知識を問う問題

 2種類の地図(一方は数字を読み取る必要)より、文章に適する所在地を選択する問題

〇記述問題

 年代の違う2つの地図を見比べて、その変容を問う問題

 地図と資料や文章より、各事柄における理由や結果、効果などを問う問題

 

4;歴史(5点×4問)

〇安土桃山時代までの時代並び替え

〇文章に対する年表期間、地図上の所在地の一致問題

 年表期間を問う問題は、完答問題や選択問題として出題

5;公民(5点×4問)

〇語句に対する適当な説明を、または文章に対する語句を選択する問題

〇正誤の組み合わせを問う問題    

 1つの事柄に関して、説明されている内容が正しいか否かを問う問題

〇グラフや資料を利用した記述・選択問題    

 グラフなどを使用し、過去からの変化を問う問題

 

6;総合問題(5点×3問)

〇地理関係    世界地図を使った、文章と一致する国を問う問題

〇歴史関係    近現代の年代並び替え

〇公民関係    資料やグラフ、文章から指定された内容を読み取る記述・選択問題

 

大まかではありますが、以上です。

地理が世界と日本で分かれているため、ほかの2つと比べると多くなっていますが、どれか1つを置き去りにしてしまっても非常に危ういです。

勉強時間がほとんどない現在、暗記中心の社会では以下の項目をまとめ、暗記・勉強するとよいかと思います。

 

  1. 地理 世界も日本も地名、気候、主要生産物、農林水産業、貿易品と貿易相手国
  2. 歴史 時代の名称を順番に暗記し、その時代にしか出てこない言葉を時代ごとに分類
  3. 公民 各語句のチェック、特に『人権』のところは複雑なのでしっかり分類
  4. 記述 過去問を解いた後に模範解答を見て、どのような点に注目して書くのかを理解

 

特にプールダックの夏の陣・冬の陣に参加された方は、事前課題で歴史の分類表やその他に地理や公民のものや本誌を受け取られたかと思います。

その中に、自分で勉強して新たに知った内容や、過去問を解いている中で必要だと思ったことを『追加で書き込む』ということをしてみてはいかがでしょう。

時間削減に大きく役立つと思います。

 

前回のブログで『陣に参加するかしないかは合否に関わる』と申しましたが、この時間削減も1つの大きな差になると思います。

 

現在の勉強状況は各個人で違う上、時間もないので、上記はあくまで1つの例と思ってください。

しかし、闇雲に過去問の回数をこなして入試に突入しても無意味です。

過去問をやったら、解説を見て補足知識も吸収する。

苦手と分かった(分かっている)単元をしっかり復習する。

 

何をどれくらいやれば良いかわからなければ、塾に来て先生に尋ねましょう。

通塾生は、塾の先生や教材、自習室という場所など、塾を上手に使ってください。

 

いよいよ勝負の時です。

受験生、頑張ってください。

 

大田区・川崎市の学習塾 POOLDUCK(プールダック) 大森東校・穴守稲荷校 池端真伍

 

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