【神奈川県公立高校入試】社会のポイント【蒲田・大森・大鳥居・川崎・下丸子・尻手・日吉・塾】
こんにちは!プールダックの津田です。
今回は神奈川県立入試対策の社会の出題形式や配点、頻出問題などご紹介していきます。
1.出題形式と配点
まずは出題形式と配点を見ていきます。
問 |
分野・配点 |
配点 |
1 |
世界地理 |
20点前後 |
2 |
日本地理 |
15~20点前後 |
3 |
歴史:古代~江戸 |
15点前後 |
4 |
歴史:近現代 |
15~20点前後 |
5 |
公民 |
15点前後 |
6 |
公民 |
10~20点 |
主な特徴としては2点あり、1点目が地歴公民と広い範囲から出題されることです。上記の通り地理や歴史、公民と3分野から2問ずつ出題されます。ただし分野ごとに頻出問題があるのでそこを抑えたうえで勉強していくことが必要です。
2点目としては社会の点数配分はどの分野でも20点前後ということです。
ですので自分の勉強しやすい分野か勉強することで得点につながりやすくなります。配点については年度によって違いがありますが大体上に示した通りとなります。
これらのことから、社会で高得点を目指すには各分野をまんべんなく勉強する必要があります。
2.勉強方法
社会は優先順位をつけて勉強すべきだと思います。
3分野ある中でおすすめの勉強順は公民→地理→歴史の順番です。
公民は地理と歴史に比べると覚えることが少ないです。つまり努力したことが結果に結びつきやすいのでまず手を付けるなら公民だと思います。地理は公民より覚えることが多いですが、後で示す頻出問題を網羅することで得点につなげやすくなるので公民の次に勉強すべきだと考えます。
最後に歴史です。歴史は範囲が広いです。そのためすべてを一気に覚えようとすると覚えきれないので、範囲をわけて勉強すべきです。
個人的なおすすめとしては(①飛鳥~奈良②鎌倉~江戸③明治以後~)に分けます。
これは①と③の時代は天皇、②の時代は将軍の立場が強くなっています。こういった分け方をすることで歴史の流れをつかみやすくなるため覚えやすくなるでしょう。
3.分野別の頻出問題
ここでは、社会でよく出る問題を分野ごとに紹介します。
1.世界地理
地図やグラフの読み取り(主に略地図)
時差
雨温図
各地域の気候
各地域の貿易
各地域の産業
略地図や雨温図の問題で赤道や緯度、経度の知識を活用できる場合があるので必ず理解しておきましょう。また、時差の問題は2年に一度の頻度で出題されるので答えられるようにしておくといいでしょう。
2.日本地理
地形図、縮尺
全国の産業
全国の農作物
全国の産業、農作物は覚えておくだけでこたえられる問題が出ますので必ず覚えるようにしましょう。また、地形図の問題では地図記号の暗記、方角と縮尺の理解が肝心となる問題が出ますので覚えておきましょう。
3.歴史
時代別の並び替え
資料や作品の名称や作者
時代ごとの特徴の説明
戦争前後の社会情勢
歴史では時系列を覚えることがマストです。近現代は日清、日露から始まる戦争と社会情勢の関連性に着目して勉強する必要があります。
4.公民(政治)
選挙制度
地方自治制度
国会、内閣のしくみ
裁判制度
基本的人権
公民分野の政治では、国会と内閣の仕組みは必須です。三権分立を表にしてまとめたりしましょう。基本的人権や地方自治制度に関しても同様に図や表にして覚えていきましょう。
5.公民(経済)
需要と供給
為替
貿易
金融のしくみ
経済分野に関しては為替や需要と供給などの問題はほとんどの過去問に出ています。
為替については2年に1度の頻度で出題されるので理解しておくのが望ましいです。
4.まとめ - 神奈川県立入試(社会)
受験科目の中で覚えることが多く何から手を付けていいかわからず、勉強する意欲がそがれてしまうのが社会の特徴だと思います。それを回避するためにも自分の中で何を勉強すべきなのか優先順位をしっかりつけて受験勉強に取り組んでいきましょう!
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.poolduck.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2756