『世界の爆笑物語』 大田区 川崎区 学習塾 プールダック
ブログをご覧の皆さん、こんばんは。
プールダック雑色校 室長の伊能です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
体調など崩されてはおりませんか。決してご無理はなさらぬよう。
5/7から皆さんの元気な姿が見れることを、社員一同心待ちにしております。
さて、話は変わりますが、雑色校 中3英国クラスでは、昨年の冬から、ある取り組みを行っております。
元はと言えば、1月の模試。英語のリスニングに伸び悩むある男の子の一言がきっかけでした。
「リスニングって練習のしようがなくない?」
さて、皆さん。
みなさんは、どのように「リスニングの勉強」をしておりますか。
そもそも「なんで聞き取れない」のでしょうか。
生徒たちのいう「ネイティブっぽい」ってなんなのでしょうか。
『言葉のつながり・発音しない音・聞き取りにくい言葉』
日本語にも「おとうさん(発音:おとおさん)」があるように、単語の見た目と発音が異なる。また、文になると「くっつく」といった発音のルールが、英語にもあります。
その規則性がリスニングを難解なものにしているのだとしたら、そのルールを知れば少しは聞き取りやすくなるのではないか。
そんな風に考え、授業内で取り組み始めたのが、『世界の爆笑物語』でした。
『世界の爆笑物語』とは、熟語や聞き取りにくい単語を穴抜きにした短編物語を、音声で聞き取った内容から推測し理解していく、というもの。
1授業に1話。昨年の冬から授業内で地道に行っています。
本人たち曰く、「爆笑ってほどではないけどね」とのことですが、なんだかんだ楽しんで行っています。
「文脈から推測するに、ここは過去形だよね」
「オレ○○にしかきこえないだけど」
「ちっちゃいけど、最後にットゥって言ってんじゃん」などなど。
あっているか確認する前は、そんな声も飛び交っています。
最近は英語を聞いているうちにオチがわかる子もチラホラ。
「先生、これって△△なの?」
(あまり大きな声で確認しないで~まだ気づいてない子いるから!)と心の中で思いながらも、一つ一つ解説をしています。
都立入試では、流れてくる長文の内容を理解した上で、選択肢を選びます。
穴埋め問題は出てきませんが、続けることで聞き取れる単語が、意味のわかる文が増えていく。
それを積み重ねることで、少しでも苦手意識を和らげていこう。そんな想いから続けています。
まだまだ目に見えた成果とはなっていませんが、これからもコツコツ続けていこうと思っています。
本当は、「試行錯誤して、苦労して、感覚として」理解してほしい。
「言ってないじゃん。」「この部分めっちゃ、ちっさく言ってる!」それを多く体感して、経験として蓄えてほしい。そう思っています。
でも、勉強って考えると嫌になってしまいますよね…でも、ちょっとした工夫で出来ることって多いと思うんです。
動画再生サイトで海外の動画をみたり、好きな映画を字幕でみたり、ゲーム画面を英語にしたり…まだまだ他にもあると思います。
様々な形で、多く触れて、いつか苦手が、少しマシかなくらいになる。
そうなることを願っています。
ちなみに、私のおススメは、「The Boss Baby」です。
では、また会う日まで。
P.S. iPhoneの調子が悪く、写真を上げられませんでした…またチャレンジしてみます!
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