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日本史選択の受験生へ (大田区 川崎市 塾 プールダック)
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
プールダック京急蒲田校、川崎中島第2校で授業を担当している中川です。
昨日、天皇陛下の即位祝賀パレードが行われ、10万人以上の人が沿道に詰めかけました。
(正式には「祝賀御列の儀」と言うそうです。)
テレビやネットでその様子が報道されていましたね。
さて、ここで天皇の即位に関する話を一つ。
天皇が一度退位し、再び即位することを「重祚(ちょうそ)」と言います。
歴史上、重祚したとされる天皇は二人いて、皇極天皇(重祚後は斉明天皇)と孝謙天皇(重祚後は称徳天皇)です。
皇極天皇は、大化の改新で有名な中大兄皇子(天智天皇)の母にあたります。
彼女の重祚には大化の改新に伴う政治的な理由があったとされています。
もう一人の孝謙天皇は、東大寺の大仏で有名な聖武天皇の娘にあたります。
父の治世に造立が始まった大仏(正式には「東大寺盧舎那(るしゃな)仏像」)の開眼供養を行います。
開眼供養とは、最後の仕上げとして大仏に眼を描き入れ、完成させることです。
このあたりは大学受験の日本史で必須の知識です。
大学受験で日本史を選択する受験生の皆さん、しっかり覚えましょう!
大田区、川崎市の学習塾POOLDUCK(プールダック)
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