駒澤大学高等学校 入試説明会 【大田区 川崎区 幸区 学習塾 プールダック】
こんにちは。
六郷土手校室長の畠山です。
先日、駒澤大学高校入試説明会に参加させて頂きました。
(天気のせいでややどんより見えますが、学校内は活気に満ち溢れてました。部活をしている生徒が元気な挨拶をしてくれました。)
学校名から分かるように大学の付属高校なので、今のご時世を考えると色々安心なので倍率も中々のものです。
色々なお話を伺いましたが、私個人としては『国際教育の取り組み』のお話が興味深かったです。
ネイティブ常駐教員が2人いたり、色々条件を満たせば50万円くらいでカナダに1年間留学出来たりと、英語力の向上に力を入れている様でした。
説明会の資料に、『自己をならう』というお話が書いてありましたので少し御紹介させて頂きたいと思います。
『自己をならう』は本校の設立母体である曹洞宗の開祖、道元禅師がその著者である「正法眼蔵」に残している言葉である。
道元が言うところの“自己をならう”とは、自己とは何かと探すことであったり、自己を理解したりすることではないような気がする。
“これが本当の自分である”という答えを導き出すことは所詮無理であるので、自己というものを忘れて、自然体ですべてのことを受け入れて、今自分の目の前に起きているあらゆる事象をしっかり受け止めて真剣向き合い自己を律していくこと(=万法に証せられること)が、人としての生きる姿としてあるべきではないか。
道元は、私たちにそう語り掛けているように私は感じる。
高校生のうちに、さまざまな経験や体験を積むこと、机に向かう勉強はもとより、部活動や学校行事で得られる達成感や挫折感、友との親交や断絶、親や先生に叱られること、励まされること・・・。
その全ては「自己をならう」ことであって欲しいし、仏教で学ぶ本校の根本にいつでも据えておきたい概念である。
興味のある方は、生徒対象の学校説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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