58(大田区 川崎区 幸区 塾 プールダック)
こんにちは。
POOLDUCKの佐久間律です。
何人かの先生方が8月末~9月頭にかけての連休のお話をされていたので、私もその話を。
行った先は前回の登山ブログでも話した通り、北海道の山。
しかしその場所は、私が登頂を目指している百名山の中でも屈指の難コースとされています。
結果は・・・
登れませんでした。
登山口にすらたどり着くことも出来ませんでした。
もちろん、史上初の屈辱です。
では、なぜそのようなことが起きてしまったのか少し説明しましょう。
私が今回登頂を目指した山は百名山屈指の難コースとされる幌尻岳(読み:ぽろしりだけ 標高:2,053m)。
登頂するには主に二つのコースがあり、一つは林道を5時間かけて歩く新冠(にいかっぷ)コース。
もう一つは糠平川を15回以上渡渉(いわゆる川の横断)するコース。
どちらのコースも必ず素泊まりのみの山小屋に宿泊しなければならず、天候によっては登山口へ向かうバスすら運行されない体力、技術の他に運も味方につけなければならない難コースなのです。
加えて、日高山脈はヒグマの巣窟。
その最高峰ということもあり、昨年のブログでも紹介したヒグマの気配を感じながらの登山は、精神力も削られる登山の総合力が試されるコースでした。
前日までは雨が降っていたものの、登山口へのバスが運行される出発地点であるとよぬか山荘に着いた頃には雨が上がり、翌日4時発のバスに乗り込むために早く就寝したのですが・・・
とんだ肩すかしでした。
朝食を食べていると突然の豪雨。
私が行こうと思っていた糠平川コースは川の増水が危険視されるため、バスは欠航となりました。
こうして、私の挑戦は始まることなく幕を閉じたのです・・・
ただ、そんなこともあろうかと第二プランを用意していた私は、早朝から車を2時間ほど飛ばし、十勝連峰にある百名山の十勝岳(標高2,077m)へ登頂しました!
「幌尻岳とは離れているし、雨は降らなくても快適に登れさえすれば・・・」
なんて思っていた自分がバカでした笑
突風と降雨、そして北海道の気温。
体感気温は10度程度だったと思います。
登山道も霧に包まれ、目印を見失えば確実に遭難していたでしょう。
一時的に雨が上がって奇跡的に撮れた一枚です。
十勝岳は活火山のため、黒い溶岩や赤土をお見せしたかったのですが・・・
そんな暇はありませんでした。
山頂の滞在時間も5分。
なぜ来たのかと問われてもおかしくない状況で撮った山頂の一枚がコチラ↓
写真では全くわかりませんが、とんでもない風と雨にさらされています笑
第二プランも決して景色が見れたわけではありませんでしたが、新しい百名山の登頂という目的は果たせたため満足です。
そういえば、断念することとなった幌尻岳ですが、宿泊したとよぬか山荘がとってもユニークな山荘で驚きました。
見た目は明らかに学校ですね。
それもそのはず。
このとよぬか山荘は、廃校になってしまった学校を宿泊施設に変えたもの。
山荘内もこのような様子で・・・
懐かしい学校の廊下!
夕食をとった食堂も・・・
家庭科室!
いやー、なんかワクワクしてきますね!
献立はジンギスカンだったのですが、ラム肉と野菜が置いてあるだけで、あとは自分で調理して食べろ!というスタイル。
当日の宿泊客も我々しかおらず、快適に過ごせました 。
それだけに、目的の山に登れなかったことが心残りです・・・。
今年度の百名山目標60まであと二つですが、最近は気候も安定しない日々が続いています。
果たして目標は達成できるのか、今から不安でいっぱいです。
日本百名山登頂まであと42
大田区、川崎市の学習塾POOLDUCK(プールダック)
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