「自分の言葉 ~冬の陣を終えて~」 ~大田区・川崎市の塾ならPOOLDUCK~
こんにちは!
大森東校副室長の原です。
永瀬先生のブログにもあった通り、去る1月7日、都立高校志望の中学3年生対象特別講座「冬の陣」が開催されました!
自分は夏の陣に続き、国語を担当させていただきました。
大問4の論説文読解のコツや、200字作文のポイントを全力でお伝えしました。
生徒は1コマ100分×5科目+確認テストという長丁場でしたが、
皆一生懸命勉強に励んでいました。
そんな中、国語の確認テストで出題した作文のテーマは「『自分の言葉』で表現する」。
せっかくの機会なので、生徒たちに「言葉で表現する」ことについて考えてもらおうと思い、このテーマを選びました。
70名以上の生徒が書いた作文を一つひとつ採点したところ
とても面白い内容が多かったため、この場で一部をご紹介します。
・部活の引退試合後に泣きながら気持ちを伝えたら仲間に「自分の言葉」が伝わって嬉しかった
・友人の作文が素晴らしかったが、それはインターネットの文章を丸写ししたものだった
・話すのが苦手なクラスメートから、どうしたら言葉を引き出せるか分からなかった
・「自分の言葉」でない、個性のない発表をしてしまったことを反省している
・思い切って自分の意見を言ったら、グループが気まずい雰囲気になった
・「それな」は「自分の言葉」ではないと思う
・「自分の言葉」で話すことは苦手だが、これから少しずつ取り組みたい
皆、「自分の言葉って何だろう?」ということをしっかり考えてくれたようです。
都立国語の作文では生徒それぞれの個性よりも、言葉の間違いや文のねじれなくきっちり書くことが重視される傾向があります。
それでも、実感のこもった作文からは生徒の個性や温度が伝わってきますね。
中3生の皆さん、都立一般入試まで残り1か月を切りました。
どんなテーマが来てもしっかりした作文を書けるよう、演習を重ねましょう!(^^)
大田区・川崎市の学習塾POOLDUCK(プールダック)
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