くまさん(大田区 川崎区 塾 プールダック)
こんにちは。
POOLDUCKの佐久間律です。
9月の連休中、私は宣言通り北海道の山々に登ってきました。
行った先は、世界自然遺産に登録されている知床半島に位置する羅臼岳(標高1,661m)・斜里岳(標高1,547m)・阿寒岳(標高1,499m)の三山。
特に日本最東端の百名山である羅臼岳は、日本屈指のヒグマの生息地として有名で、地図にはこんな文字も・・・
「ヒグマ出没頻度が非常に高い」
そんな山を登るということで、今回は「ヒグマ撃退スプレー」という唐辛子成分が含まれたスプレーを1日1,000円でレンタル(購入の場合は10,000円程)し、万が一の為に備えました。
ヒグマの対処法やスプレーの使用法といったレクチャーも受け、熊鈴をザックに装着し、万全の状態で山道へ。
ヒグマの対策は何と言っても「遭遇しないこと」が第一だそうです。
自然界に存在しない音(熊鈴や人の声、ラジオや音楽など)を出し続ければ、ヒグマは音の聞こえる方向を警戒し、近寄ってこないとのこと。
鈴を鳴らすことも絶やさず、かつ今回は緊急時にいつも携帯しているホイッスルを吹くことで、ヒグマ対策をしました。
ただ、上記の写真の言葉がある地点では、藪漕ぎと言わんばかりの視界の悪さで
「こんなところでヒグマに遭遇したら・・・」
と考えると、本当に恐ろしかったです。
そしてもう一つ。
写真のある文字に注目していただきたいと思いますが、皆さんお気付きでしょうか?
山道の開けた道に突如現れた鉄の塊。
こちらは「フードロッカー」と呼ばれる食べ物を保管するための設備で、テントを張って宿泊する人の安全を守るモノ。
テント内に食べ物を放置してしまうと、夜中にヒグマがその臭いに反応してテントに寄ってきてしまい、襲われる危険性が高まるのです。
過去にヒグマによってテントを荒らされ、命を落とした大学生がいたニュースは記憶に新しいと思います。
ヒグマの生息地は、他とは違う空気を出しており、天候が良くなかったことも重なって独特の雰囲気を出していました。
緑と岩、そして雲がヒグマの潜む荒々しさを表現している一枚。
結局ヒグマに遭遇することなく、下山することができました。
いつも以上に神経を使った登山だったため、こちらも格別でした!
登山口にある山小屋に完備されている源泉かけ流しの露天風呂。
体の芯からゆっくり温まり、疲れを癒すことができました。
今回登った三山の中で、一番過酷だとされていた羅臼岳を制した私は、次なる目的地である斜里岳へ。
ブログが長くなってきたので、次回また更新します!
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