こんにちは。プールダックの角田です。
中学3年生にとっては、いよいよ入試本番に向けての正念場に入ってきました。
さて、今日は都立高校入試の数学(共通問題)についてアドバイスさせていただきます!
(英語については、以前書かせていただいたのでそちらをご覧ください。)
都立高校入試の数学で点をとり合格するために、最も大事なポイントは「ミスをしないこと。」です。
「ミスをしないこと」とは、「できる問題は必ず得点する」ということを意味し、「難し問題に果敢にチャレンジする」こととは逆のことを意味しています。
都立の数学の入試問題には、正答率が数%の難問が必ず数題(3問程度)含まれています。これらの問題は、かなり難しいです。
それに手こずり、普段なら間違えないような、基本問題を間違えてしまうようでは、本末転倒です。
つまり、難問を解くことにより高得点を狙うのではなく、自分が「解けそうな問題」「分かる問題」をミスなくしっかりを正答することが重要です。
思い違いをしている生徒もいるようですが、「学校の定期テスト」と「高校入試」は違います。
「学校の定期テスト」では、もちろん高得点をとることが目的のテストですが、「高校入試」は合格か不合格かを決めるテストなのです。
12月上旬の学校の先生との面談で、みなさんは最終的な内申点を告知されます。その数値を持ち点として、みなさんは受験に臨みます。
内申点の告知を受けたらすぐに目標校へは当日のテストで何点取ればいいのかをしっかりと算出してください。
本番の入試では、なにも高得点をとることを目的にせず、算出した数値を超えればいいのです。
ここで、都立入試数学のポイントを挙げておきます。
①どの問題も1問5点(作図・証明を除く)
→どんな簡単な問題も、どんな難問も配点が同じ!! わかりますよね。簡単な問題からミスがないように解きましょう♫
②大問1の(1)から(9)の9問での配点が46点もある!
→合否を分けるのは、最初の9問です!! みんなが解ける問題です。なんと46点分...。100点満点のおよそ半分がここにあります。
特に、数学の苦手な生徒はこの9問だけに全力を注いでください!
③難問は遠慮なく切る
→毎年、正答率が数%の難問が必ず数題(3問程度)あります。正答率が2%や3%などの問題は、できなくても気にしてはいけません。
合格点数を超えることが目標なのですから。難しい問題は遠慮なく飛ばしてください。
また、やみくもに勉強しても、都立高校の合格は勝ち取れません。対戦相手(この場合、都立入試問題)を知ることはとても大切です。
何しろここ数年、主題形式がほとんど変わっていないのですから。
都立高校の過去問題集や、Vもぎの過去問題集に取り組み、形式や特性を頭にからだに覚えさせましょう。
合格の秘訣・コツは来年1月4日開催の冬の陣でも細く教えます。
一人でも多くの中学3年生の参加を待ってます!
(定員に限りがあるので、申し込みはお早めに。)
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