内申点
今日で10月も終わり、日に日に寒さが厳しくなってきていますね。
原付で移動をしている私にとっては、非常に酷な季節です・・・
さて、今日は神奈川県公立入試における「内申点」について書きたいと思います。
多くの生徒、親御様から上がってくるのは「公立高校第一志望」であるということ。
数年前より、神奈川県の公立高校入試は「一発勝負」へと変革されました。
合否の判定は、「入試点・内申点・面接」の3つの合計得点で判断されます。
それぞれ何割ずつの配分になるのかは、各高校によってさまざまです。
(例えば、新城高校であれば入試点:内申点:面接=4:4:2)
入試点は、本番当日の5教科のテストの点数のこと。
入試当日に自分の今までやってきたものを全てぶつけて点数を狙っていきます。
内申点は、5段階評価で出される学校の通知表を点数化したもの。
公立高校の入試に使われる内申点は、3年生の成績表の数値だけではないのです。
2年後期の内申(45点満点)+3年後期の内申(45点満点)×2=135点満点
この135点満点の内申点が、いわば入試前にもっている自分の持ち点となるわけです。
2年生後期の内申が、受験に使われるということは、
「2年生からすでに受験は始まっている」ということです!
例えば、ずっとall 3であった生徒は
27+27×3=81
ずっとall 4であった生徒は
36+36×2=108
すでに5教科のテストを受ける前に27も差がついているのです。
たかが27ではないのです。この数値を全体の4割分に換算するわけですから。
入試点:内申点:面接=4:4:2で判定を行う高校の場合、内申点1の差はテスト約4点分に値します。
27も差があったら、、、テスト108点分!
内申点を多く持つ生徒は、非常に優位に立っていることは言うまでもありませんね。
学校の授業態度、提出物など、全てが受験に直結するのです。
3年になったら頑張る、夏休みになったら頑張る、部活を引退したら頑張る、、、
これでは遅いのです!
3年生になったら頑張るのは当たり前です。
1,2年生のうちから成績表の数値を意識して取り組むことが大事なのです。
この情報を初めて知ったという1、2年生の生徒たち、またはその親御様。
情報があるということは、それだけでも1歩リードではないでしょうか。
そろそろ後期中間テストが始まります。
あとはみなさんの意識改革だけ。
われわれPOOLDUCKは、そのお手伝いを全力でサポートします!!
POOLDUCK 高橋 恭兵
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