スタッフブログ
定期テストについて
こんにちは。プールダックの角田です。
今日は、来月に迫る『1学期期末テスト』について中学1年生のみなさんへとても大事なお話しします。しっかり読んでください!
中学校のテストは小学校でのテストとは大きく違います。
違う点①
テスト前に『部活動休止期間(テスト休み)』がある。
テスト開始1週間前から部活動はお休みなります。この期間は『部活動がない代わりに、家庭で期末テストへ学習をする期間。』なので、くれぐれも友達を誘って遊びに行かないように。
ところで以前、ご家庭でのこんなやり取りを聞きました。
お母さま:「期末テスト1週間前でしょう。あなた、テスト前ぐらい勉強したら?」
生徒I君:「部活がないんだから、テスト前ぐらい休ませろ!」
...完全に間違えてますね。
繰り返しますが、部活動休止期間は、『部活動がある時間を、定期テストのための勉強にあてる期間。』です。
違う点②
今回の期末テストの結果をもとに、1学期の成績表(通信簿)が決まります。
この結果は、いずれは都立・私立高校受験に直結する点数になります。いわば持ち点です。
都立高校受験時の計算方法を記載しておきます。
都立高校入試では、5段階の数字を合計し、持ち点を決めます。
持ち点=(通信簿の数字国,数,英,理,社の通信簿数字の合計)+(技家,音,体,美の通信簿数字の合計)×2
ん?技家,音,体,美の通信簿の数字の合計×2。
いいですか、中学1年生の皆さん。
都立の入試では、主要5科目(国,数,英,理,社)の通信簿の点数よりも、実技4科目(技家,音,体,美)の方が配点が高いのです。
つまり、実技4科目の学習はとても大事なのです!
主要5科目(国,数,英,理,社)に比べて覚えることも少ないはずなので、高得点(90点以上)を必ず取りましょう!
当然、主要5科目(国,数,英,理,社)の勉強も大切ですよ。
ちなみに、高校進学における通信簿のおおよその目安は以下の通りです。
※最高得点は65です。 (オール5の場合 主要5科目:5×5科目=25 実技4科目:5×4科目×2=40 合計25+40=65)
◆56以上(通信簿が4と5が半分ずつくらい)⇒ 都立:青山高校レベル 私立:法政高校レベル
◆52以上(通信簿オール4)⇒ 都立:目黒高校レベル 私立:日大系列高校レベル
もし都立三田高校を目指すなら、オール4では足りないことがわかりますね。
また、田園調布高校や雪谷高校でも通信簿に3があると厳しくなります。
違う点③
定期テストに合わせて各教科からワーク等の提出課題が出されます。
中学校では、いくらテストが100点満点でも提出物がおろそかになると通信簿の評価がぐっと落ちます。
どんな提出物も期日を必ず守り、提出しましょう。
また、テスト直前(前日に多く見られます)になって、提出物を仕上げる生徒の姿をよく見ます。
しかしながら、終わらせることに必死のあまり学習効果が全くないようです。
余裕を持って(テスト2週間前にはすべて終わらせるくらいの気持ち)提出物を仕上げてください。
とにかく、勉強が好きな子も嫌いな子も、オール4以上は必ずとるように、提出課題等を早く終わらせ、「部活動休止期間」を有意義に使いすべての科目で80点以上目指しましょう。
何事もスタートダッシュが肝心です。
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.poolduck.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1658