温かさ
こんにちは。
POOLDUCKの佐久間律です。
前回に引き続き、鹿児島旅行記を今回も書かせていただきます。
開聞岳に行くために私が宿泊した場所は、鹿児島県指宿市。
まずこの都市名、何と読むかから始まりますね。
正解は「いぶすき」です。
指宿市は九州南端の温泉地として有名であり、名物の砂蒸し風呂には多くの外国人が訪れていました。
私も入りましたが、ハンパない汗の量で着ていた浴衣が体にペッタリくっつき、外国人観光客の方々から
「ワーオ!」
と驚きの声が笑
よほど凄かったのでしょうね。
またこの指宿、地元の子どもたちは「道行く人に挨拶をする」という習慣があるそうで、すれ違う度に
「こんにちは!」
と声をかけられました。
中には家の敷地で遊んでいるにも関わらず、10m以上離れた道を歩いている私に向かって
「こーんにーちはー!!」
と大きな声で挨拶してくれる子も。
元気よく挨拶をされると、自分たちも気持ち良いですよね。
同じ宿に連泊したため、宿への帰り道で
「お兄ちゃん昨日も歩いとったね?」
と、声をかけてくれるおばあちゃんにも遭遇。
「よく覚えてらっしゃいますね。」
と返事をすると、
「半袖で歩いとる兄ちゃんなんかおらんから。」
砂蒸し温泉だけでなく、指宿の街でも目立ってしまいました笑
開聞岳麓にある開聞中学校にも少しお邪魔しました。
予想以上に早く下山出来てしまったので、電車を待つ時間を潰すために寄り道を。
ちなみに、開聞駅の時刻表は以下の通りです。
上り下りともに1日8本。
スゴイところに行ったものです。
登った日が3月25日で修了式だったため、お昼から部活動が始まっており、ブラスバンドの音に惹かれて校庭へ。
先生と目が合い注意されるかと思いましたが、快く出迎えてくれました。
運動部は体力作りとして学校周辺の坂(山の麓にあるので、学校は駅からだいぶ坂を上がったところにあります)をランニングしたり、ブラスバンドは新入生を迎えるための演奏練習をしたりと、詳しい学校の話までしてくれました。
東京では絶対にない出来事ですよね。
見ず知らずの登山ザックを背負った男が突然校庭に入ってきたら、何事かと思うのが当たり前。
そんな中、何の疑いもなく受け入れてくれた先生。
挨拶をしてくれる子どもたち同様、指宿の人々は市民全員が温かい心を持っているのだと、心から感じました。
街全体が温かい指宿。
機会があったら、ぜひもう一度行きたいと思います。
最後に、最終日に行った桜島の写真を載せておきますね!
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.poolduck.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1637