一般入試者と推薦合格者へ
いよいよ都立一般入試まであと3日となりました。
倍率を見て危機感も上がり、一般入試者全員が力を尽くしていることと思います。
最後まで一緒に頑張りましょう。
さて、都立推薦合格者は今どうしているでしょうか。
今までの勉強への反動で自由と遊びに夢中になってはいないでしょうか。
いや、高校の勉強を先取りすべく、切り替えて再び勉強し始めているのでしょうか。
人それぞれではありますが、毎年この推薦合格者のその後の違いは高校生活のみならず、
大学進学やその後に大きな差を与えていると感じています。
何より自分が高校生の時に実感しました。
同じ高校を合格した生徒同士で、一般合格者の方が推薦合格者よりも初回の定期テストで上回るという現象です。
中学校にもよりますが、
「内申点は推薦合格者の方が高かった=推薦合格者の方が実力は上」
のはずなのに、一緒の高校になってテストしてみたら一般合格者の方が上回るケースがあったり、
実力の差がそれまでより縮んでいたりするということも実際にあるわけです。
推薦合格者の多くは高校が始まるまでの期間にゆるんだ分、切り替えが遅れるのでしょう。
また、一般合格者は入学まで比較的近い時期まで死にもの狂いで勉強するからと思われます。
どんなにできる子でも、やはり勉強を怠ると学力はいとも簡単に下がるのだとつくづく感じます。
<一般入試者へ>
あと少しです。
今はどの子も合格に向けて必死でしょう。
これまでやってきた努力と残りの時間をフル活用して、当日まで後悔なき日を過ごしましょう。
残りの1日1時間1分1秒を大切に、入試終了の瞬間まで全力を尽くしてください。
<推薦合格者へ>
実感がわかないかもしれませんが、高校入学してからのいきなりの切り替えは非常に難しいです。
今から戻していかねば勉強面で良いスタートも当然難しいでしょう。
過酷なことを言っていると思われますが、再スタートはほかの子たちがゆるんでいる今のうちに早く始めてしまいましょう。
これでつく『今後の差』は想像以上に大きいと思ってください。
POOLDUCK 池端真伍
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