畠山 大樹
英語耳
英検も高校入試も大学入試も、リスニング(英語を聞いて解答するもの)があります。
もちろん英会話をする際にも必須なので、英語に携わる以上切っても切れないのがリスニングです。そして、その英語を聞き取れる耳を『英語耳』と呼ぶそうです。
私は今、小学6年生の英語のクラスも担当しております。今回はその生徒のうちの一人の話をしたいと思います。
その生徒は真面目で、毎回の小テストや宿題に対して本当に一生懸命やってくれる生徒ですが、英文法に関しては本人も苦手意識を持ってしまっていて、英検の過去問をやってみても文法の正解率は半分程度でした。
しかしリスニング対策をしようと思って問題をやってみたところ、初めてなのに1問間違い(正解率96%)でした。その後数回リスニングをやりましたが、一番間違えてても3問間違い(正解率88%)でした。
文法とリスニングの正解率があまりにも違うので生徒に聞いたところ、お母様の見解ですが
①ほぼ毎年海外旅行をしている
②家で洋楽を聴く機会が多い
という事が分かりました。つまり『意識せず自然と英語に多く触れている』という事です。
これは本当に素晴らしい事で、恐らく彼女の英語耳は今後の彼女の英語人生においてかなり強い武器になるはずです。
『そんな事言われても・・・』『今更もう遅いし・・・』と思った方、安心してください。
英語耳は年齢に関係なく進歩・完成していくらしいです。
ただし、英語耳はちょっと聞いただけで養われたり徐々に聞こえる様になるものではなく、しばらく何の変化も無かったのにある日突然聞こえる様になるらしいです。
①はなかなか厳しいとしても、②は今日から始められますので、リスニング力を高めたい方、高める必要のある方は是非やってみて下さい。
POOLDUCK 畠山大樹
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