POOL DUCKブログ
助け合い 支え合い
こんにちは。
いよいよ運動会シーズンがやってきましたね!
授業で顔を真っ赤にしてやってくる生徒が目立ちます。
「全体練習で日焼けしたー」
なんて声を聞くと、私も学生に戻りたいなと感じてしまいます。
そんな運動会の話を一つ。
昨日とある小学校の前を通ると、校庭で組体操の練習をしているところに遭遇しました。
練習の様子を敷地外から見守る親御様に混じって、私も見学することに。
先生の笛に合わせて、生徒たちは次々と技を繰り出していきます。
ピラミッドやサボテン、補助倒立などの技は、自分一人ではできない技です。
あれを完成させるために試行錯誤しながら練習していることを思うと、感心してしまいます。
おまけに、組体操の技は一発勝負。
笛の合図に合わせることができなかったり、途中で土台が崩れてしまったりすると、そのチームは体育座りで待機しなければなりません。
失敗できないこの重圧は、小学生が味わうには重すぎるくらいです。
ある生徒が言っていました。
「組体操って一番上の人ばっかり目立ってつまんない。」
確かに、一番上に立つ人は目立ちます。
ピラミッドやタワーの一番上は、本当にカッコいいですもんね。
ですが、私はその生徒にこう言いました。
「大人はみんな見てるよ。土台の子たち、あと少しだ!頑張れ!とか、絶対思ってるから。」
「嘘だー」と生徒には言われてしまいましたが、組体操で生徒たちが受ける声援は、間違いなく全員に向けられています。
技が完成した時の大歓声は、滅多に味わうことのできない貴重なものです。
助け合って、支え合ってこその組体操。
全員が輝けるよう、応援しています。
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