2013年6月
昨日の話
穴守稲荷校には小学5年生のクラスが2つあります。
そのうちの一つ。
授業が始まると、
「先生、今日ね、こんなことがあったよ!!」
「そういえば、今日のあいつ変だったよな」
「そうそう、あいつさ」
「おい、それ返せよ!!」
「……」
というように、みんな様々なことを話します。
一気に。
私はそんな生徒に
「休憩の時に聞くね」となだめつつ、
「そこうるさい!!」と怒りつつ、
「お~い聞いてるか~?」と注意を引きつつ
静かになったところで、内容に入ります。
終いには、自習に来ていた中学生が
「先生、あのクラス大変だね。」
私に言わせれば君たちもだけど…
そんな5年生のクラス。
昨日ふと、気づきました。
問題を各自で解いている時のこと。
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
あれ?問題を解く時ほど、質問が来るのでは?
ああでもない、こうでもないと言ってくるのでは?
今まではそうでした。
でも昨日は違う!!
静か!!!
授業後に言いました。
問題解くときは静かに集中してできたね。
とても良くできました。びっくりした。
「先生、当たり前じゃん!!」
「そうだった?」
「ま、俺はいつもだけどな」
「別に。」
「おい帰ろうぜー」
…個性の光るクラスです。
問10 Haste makes ( ).
ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
中川です。
今、日本から見て地球のちょうど反対側に位置するブラジルでは、
各大陸のサッカー王者が集結して世界王者を決める
コンフェデレーションズカップという大会が開催されています。
アジア王者として参加している日本代表は、
先日行われたブラジル代表との試合で3-0の完敗…。
ブラジル代表の選手たちは、テクニックもあり、フィジカルも強い。
そしてプレイがスピーディで、かつ正確です。
普通、スピードと正確性は反比例するものです。
スピードを重視すれば、どうしても杜撰になりますし、
慎重さを期すれば、ある程度はスピードが犠牲になる。
しかしそのジレンマを克服してこそ、強くなれるのです。
そしてそれは勉強においても全く同じです。
高校入試や大学入試の受験生の多くが悩んでいるのが、
「試験の制限時間内に最後まで終わらない!」
ということです。かと言って速く進めると正解率が下がる…。
昔から「急がば回れ」と言いますが、試験では回っていたら時間が足りません。
勉強においては(スポーツも同様)「急いで正確に!」です。
受験生の皆さん、日々の学習のなかで「時間」を意識していますか?
時間をかけてじっくり考えることももちろん大切ですが、
試験本番のような速くかつ正確に解く練習もしてみましょう。
合格へ向けて、努力を弛まず頑張ってください!
日本代表も頑張れ!
野生生物を守る
こんにちは。
久々の更新になってしまい、申し訳ありません。
つい先日、ある郵便物の中に、こんな見出しのついたチラシが入っていました。
「野生生物の違法取引 根絶へ」
ちょっと難しい言葉が並んでいますが、意味は「野生生物を守ろう」ということです。
実際にそのチラシを読んでみると、
「南アフリカではサイの密猟が30倍に増加している」
「この100年で野生のトラの97%が失われた」
「毎年12,000頭のゾウが象牙のために殺されている」
という衝撃の事実が書かれていました。
サイの角やトラの皮膚、ゾウの牙を狙って、悪さをしようとしている人が急増しているということです。
チェーンソーで骨ごと角を取られたサイやトラックの中からぶつ切りにされたトラが発見された、300頭以上のゾウが一気に殺害されたなど、密猟の報告は跡を絶ちません。
このチラシを読んで、本当に心が痛みました。
皆さんはどうすれば野生動物を守れると思いますか?
ふとした時にでも考えてみてください。
センター試験廃止
こんにちは。
先日「センター試験廃止か」というニュースがありました。
代わりに、高校在学中に年2~3回程度の「到達度テスト」を導入して学力把握するとのことでした。
それってどうなんでしょうか。
高校生は第一に勉強するのは当然なのですが、「到達度テスト」導入により部活動などの課外活動ができなくなると考えられます。
あとは、浪人生に対してはどのように対応するのか。
いろいろ課題はあると思います。
しかし、システム云々よりも真っ先に考えてもらいたいのは「子ども達のこと」です!
ゆとり教育導入、脱ゆとり、センター試験廃止…こんな形で教育がコロコロ変化していたら本当に子ども達はかわいそうで仕方がないです。
巷では、最近の20代が「ゆとり世代」と呼ばれ批判されたりとありますが、そもそも批判している大人たちが「ゆとり世代」を作ったということを忘れないでいただきたいなと思います。
「アベノミクス」という言葉ばかりが独り歩きして、経済成長や株価・為替に関するニュースばかりが多い中、資源に乏しい日本の強みである「人材」をいかに育てていくか、ここが一番大事な課題ではないかと思うのですが…
「世界一幸福な国」の学校
お久しぶりです…
今日、テレビでブータンの教育について放送していました。
ブータンという国が「世界一幸福な国」というのはもはや周知の事実なのですが、実際に子ども達はどのように成長しているのか、大変気になりました。
まずはじめに驚いたことが、この国には「義務教育がない」ということでした。
学びたい人だけが学校で学ぶ、お坊さんになりたい人は学校には行かずに寺院に行くといった形で、自分が学びたいことを学べるというのが特徴でした。
また、義務教育がないので、当然小学生のうちから留年があるのも大きな特徴です。
そして、一番驚いたのが「いじめがまったく存在しない」ことです。
理由を聞くと、子ども達は学校に来ること、学ぶことにまったくストレスを感じていなく、人を傷つけるような感情にならないとのことでした。
なるほど!
今の日本の教育は、子ども達だけでなく、先生まで多くのストレスを抱え込んでしまっています。それがゆがんだ教育を生んでしまう、それを痛感しました。
塾内でも、子ども達・講師がストレスを抱えないような、楽しく学べる環境を作らなければと感じました!
たのしい教室
少し前ですが、たのしい教室の写真が上がりましたのでupします!!
この回は、みんなで鞄を作りました。
塾に来るときに教材を入れてくる生徒もいます。
次回は7月です。ぜひ参加してください!!