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佐久間 誠

都立推薦入試

 皆様、大変ご無沙汰でございました。

 先日ついに都立高校推薦入試の概要が発表されました。
 今年は大きく変化するとのことで、皆さんの注目度も非常に高いと思います。

 まず配点についてですが、総合得点に占める内申点の割合は最大50%以内までにするとのことでしたが、予想通りほとんどの学校が配点を50%にしていました。また、全ての学校で作文・小論文・実技が必須となり、多くの学校が「作文」を採用したことも予想通りでした。

 そして、新たな試みが「集団討論」。
 しかし、討論といっても、実際のところはあるテーマ(例:携帯を学校へ持ち組むことなど)について、各個人の意見を集団面接のような形で自分の意見を述べるだけで、意見をぶつけ合うディベート方式とは違うとのこと。
 正直、拍子抜けな感じはあります。

 今回の一連の変更を見て、都立入試の改革もわかるのですが、外枠の形だけが大きく先行してしまい、中身がお粗末なものだったら意味がないと本当に思います。

 教育現場では先生、保護者、そして何よりも生徒(生徒)が、形ばかり先行する入試改革に振り回されて大変な思いをしています。
 教育委員会の方々も、本当に受験生達のことを考えて、しっかりとした改革を行っていってもらいたいものです。

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